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パパにも起こるかもしれない産後うつ「パタニティブルー」とは?

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「パタニティブルー」というものがあるのをご存知でしょうか?ママが産前産後に心が不安定になってしまう「マタニティブルー」のパパ版です。
ママの妊娠や出産によってパパが不安定になってしまう「パタニティブルー」はイクメンがブームになっている今、増加しつつあると言われています。
パタニティブルーになってしまう原因や対処法などを知って、予め対応したいですね!

パタニティブルーとは?

アメリカの医師などによる研究チームが2010年に発表した調査結果により、産前産後のパパの約10%がうつ病を発症していることが分かりました。
ママが出産を終えしばらくして、環境の変化などから睡眠障害や頭痛、肩こり、口の渇き、胃痛などの身体症状が出てしまい、パパがうつ病を発症したり、うつ状態になってしまったりする現象を指します。

環境の変化って具体的にどういうこと?

ママ自身が一番環境が変化して戸惑うことも多いかと思いますが、パパ達も妊娠(出産)前とは様々な環境が変化し戸惑っています。具体的にどのようなことで戸惑っているのでしょうか?

・父親としての責任
「良い父親になれるか」「子供に好かれる親になりきれるのか」と父親としての責任に不安を感じてしまう。
パパ向けの教室などもありますが、私の経験では講師が女性であることが多くママ目線での話が多かったです。
パパになる事を不安にならないで!というよりも、ママを支えてあげて!といった内容ばかりで逆に不安をあおられていた気がします。
・睡眠不足などの生活変化
新生児期の赤ちゃんは1~3時間おきに起きます。就寝時間も関係なく泣いて起きる赤ちゃんのお世話で、ママはヘトヘトです。そんなときパパとバトンタッチすることもあります。
パパは次の日も会社へ行かなくてはなりません。また、ママは赤ちゃんの泣き声で起きるように体ができていると言われていますが、パパにはそんな機能があると聞いたことがありません。
ママを支えたい一心で気が張ってしまい、日中に影響を及ぼすこともしばしば。夜中にママが授乳のためにゴソゴソするので、その気配で眠りが浅くなったりもしますね。
・金銭的負担
可愛い我が子が誕生して、嬉しさや幸せでいっぱいで仕事にも精がでます。ですが、その一方で、大黒柱として家族を支えるという精神的・金銭的負担は大きいものです。
また、会社の仲間や上司との飲み会に頻繁に参加できなくなるのも、孤独感を感じてしまう原因だと言われています。
・ママとの関係
出産どころか妊娠中から、ママは赤ちゃんのことで頭がいっぱい。パパのことなんて構ってもらえません。
そんな状態が続くとママと赤ちゃんに置いてけぼりにされているような気分になってしまい、うつ状態になってしまうそうです。

上記のような変化がありパタニティブルーになってしまうようです。

パタニティブルーになりやすい人と症状

パタニティブルーになりやすいパパの特徴

パタニティブルーに陥りやすいパパの特徴は、真面目で頑張りすぎてしまう人、責任感が強い人が陥りやすいと言われています。
イクメンブームな今、パタニティブルーに陥っているパパはとても多いと言われています。

パタニティブルーの症状
わけもなく落ち込む

精神が不安定になる

食欲がなくなる

ものごとに興味がなくなる

疲労感・倦怠感

涙もろい

など、マタニティブルーと同じような症状がでます。
私は特に疲労感や倦怠感を感じることが多かったです。涙もろいのは父親になったからだと思ってました(笑)

パタニティブルーの解消法とは?

パタニティブルーを乗り越えるにはママとの関係性がカギです。

・産後のイメージをしっかりできるようにママと妊娠中から話す
・毎日少しでも夫婦で会話をするように(子供のことが一番良かったです)
・お互い、ちょっとしたことでも、感謝の気持ちを伝える
・よその家のパパと比べない
・ママと同じように完璧にやろうと思わない
・たまには1人の時間も大切に(ママにも1人の時間は作ってあげたいですね)
・ストレスをためこまない(私はよくマンガを読んでました)
・「これはママの担当」「パパはこうあるべきだ」など線引きや決めつけをしない

パタニティブルーに陥らないためには、産後のイメージをしっかり持つことが大切だといわれています。
ママと違い、パパは産後のイメージを持ちにくい傾向があると言われています。パパにはつわりもなければ、おなかが大きくなる事もありませんしね。
妊娠期間中から、心体共に変化を実感していくママとは環境が違います。ママと一緒に子育てするイメージを持ちながら、将来の話をすると良いかもしれません。
そうすることで、赤ちゃんとの生活がスタートしても心に余裕が生まれます。

赤ちゃんが産まれたら、ママもパパも育児のスタートラインは同じです。
いきなり完璧にこなせる親なんていません。
そんな時こそ夫婦で話す時間をもち、不安なことや心配事、嬉しかった事などは分かち合い、支えあってパタニティブルーを乗り越えたいですね!

完璧な親になろうと焦ることが一番パタニティブルーになる要因です。
赤ちゃんの成長と同じようにゆっくりとパパとして成長していきましょう。
無理をせずに、赤ちゃんと触れ合う時間を楽しみながら、赤ちゃんと一緒に成長していけばいいという考え方が、心に余裕をもって気分が落ちにくくなります。
いつか巣立つ子供だからこそ、一緒にいる時間を大切にしたいですね!







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