赤ちゃんがかかる病気の中で、近年「ビタミンD欠乏症」が増加傾向にあることをご存じでしょうか。
症状としては極端なO脚や、背の伸びが悪くなる「くる病」を引き起こすほか、脊椎などの変形、低カルシウム血症によるけいれんなど、赤ちゃんに悪影響を及ぼすことがあり、ひどい時には命に係わる病気を引き起こします。
食品で摂るには限られており、サプリなどで補給し、赤ちゃんの健康を維持する方も増えてきているそうです。今回はこの赤ちゃんとビタミンDの関係や、サプリに関して説明します。
赤ちゃんが補給しづらいビタミンD
赤ちゃんがビタミンD不足に陥りやすい理由として、ひとつ目には母乳栄養にはビタミンDがもともと足りていないということが挙げられます。
加えて、赤ちゃんがお腹にいる状態のお母さんがビタミンD不足になっている、あるいは紫外線が赤ちゃんに与える悪影響や赤ちゃんが日焼けすることを気にしすぎるあまり、
日光浴はもちろん外出することも控えてしまいがちという傾向もビタミンD不足を引き起こすといわれています。
ここで注意したい点は、赤ちゃんは大人と比べて皮ふが薄いので、紫外線を浴びすぎると免疫力が低下するほか、皮ふの機能が破壊されてしまうという悪影響は確かにありますが、
ビタミンDの形成には紫外線が必要になるので、季節によって日光に当たったほうがいい時間は変わりますが、赤ちゃんを日光浴させることはとても重要なことです。
海外では普通!?「赤ちゃん用サプリ」でビタミンDを補給
日光浴以外で赤ちゃんにビタミンDを補給する方法として、ヨーロッパなどの日照時間が少なく、母乳でビタミンDを摂取するのが難しい国では、ビタミンDのサプリを赤ちゃんに与えることを指導されるほか、親が意識して飲ませることが多い傾向にあります。
パパの中には赤ちゃんにサプリを飲ませることに抵抗がある人も少なくないでしょう。
また、ビタミンDは赤ちゃんにとっても大事な栄養素ですが、過剰に摂取しすぎると錯乱症状や腎臓を損傷する恐れがあります。
しかし、かかりつけの医者と相談をしながら適切にサプリを使用していけば過剰摂取になることもなく、赤ちゃんがビタミンD不足に悩まされることもなくなるので海外と同じようにサプリの使用を視野に入れることも重要です。
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赤ちゃん用サプリの与え方
ビタミンDのサプリを赤ちゃんにどう与えればいいのかわからない、という人も少なくないことでしょう。
ここからは赤ちゃんへのサプリの与え方を説明します。
まず赤ちゃん用のサプリは大人が普段飲んでいる固形のものとは違い、液体をボトル状にしたものがほとんどです。
ボトルを垂直に下へ向けると中身のしずくが出てくるので、このしずくを指先やおしゃぶりにつけて、ゆっくりと30秒ほど時間をかけて赤ちゃんの口に含ませてあげるのが一般的な与え方とされています。
もちろん赤ちゃんが飲むミルクやジュースなどの中にしずくを混ぜて、一緒に飲ませるといった方法でも問題はないとされています。
赤ちゃんにサプリを与えられるようになるのは生後1カ月ごろ以降、1日あたり1~2滴が目安とされているので、過剰摂取に気をつけてサプリを与えるようにしましょう。
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まとめ
いかがでしたか。
今回は近年増加傾向にある赤ちゃんのビタミンD不足にスポットを当てて、ビタミンD不足になりやすい原因や、海外では当たり前ともされる赤ちゃんにサプリを与えること、その方法などをご紹介しました。
食事やサプリはもちろん、日光浴などを行わずに赤ちゃんがビタミンD不足になってしまうと、今後の成長に大きな影響を与えます。赤ちゃんの将来を考えて、パパがきちんとサポートしてあげましょう。