女性が光り輝く社会やワークライフバランス、働き方改革などと、女性の社会進出が大きく話題を集めるようになってきました。
この国が大々的に進める取り組みの背景には、男性の育児や家事への参加を促したいという狙いがあります。
近年ではイクメンなどという言葉が度々のように聞かれるようになるなど、男性の育児参加も見られるようになってきました。
しかし、まだまだ女性と比較した場合には、圧倒的に少ないというのが現状です。男性が女性と同じように育児や家事を行うようになるのが理想的ではありますが、なかなか難しいというの実態といえるのではないでしょうか。
しかし、未だに「男性は仕事、女性は家事や育児」といったイメージがまだまだ残っていますよね。
パパが育児に参加するようになるには?
男性が育児に積極的に参加できるようになるためには、男性の覚悟や勇気が必要なこともさることながら、女性の理解も重要といえるでしょう。いうまでもなく、子どもは夫婦両方にとってかけがえのない貴重な存在です。
夫婦二人で力を合わせて育児をしていこうという気持ちを持つことが大切といえます。 労いや感謝の気持ちを伝えることも イクメンという言葉がクローズアップされること自体、裏を返せば男性で育児をすることは珍しいということです。
男女平等が叫ばれてから長い年月が経過しましたが、なかなか社会としては昔の慣習が根強く残っています。父親にとっても、我が子の面倒をみることは決して嫌なことではなく、むしろ、どんどんやっていきたいと思う男性も多いと思います。
このような気持ちをママは理解してあげることが重要です。そして、先ずは無理のない範囲でおむつ交換や一緒にお風呂に入るなどといった簡単な育児を男性に任せてみるのも良い方法です。
そして、そのことに対して感謝の気持ちを伝えるのも忘れないようにします。内心では「当たり前」だと思っても、そこは我慢して男性をその気にさせるのも良い方法ではないでしょうか。
寛容な姿勢も重要!パパがやる気になる
いきなり、男性に育児負担を過度に求めすぎることはお勧めできません。先述した通り、日本における男性の育児参加は、まだまだ始まったばかりというのが現実です。女性からしてみれば当然のことが、男性にとっては高いハードルに感じてしまうことも少なくありません。
あくまでも、男性が主体性を持って育児に取り組むようになることが目標だと思います。育児に関して意欲的に男性が取り組むようになれば、家事に追われる女性にも余裕が生まれ、仕事や趣味などに使える時間も増えることになるでしょう。
そういう意味でも男性の育児参加は有意義であり、女性にとっては大きなプラスです。女性としては、育児に取り組んでくれる男性に対して、完璧を求めることなく、寛容な姿勢と態度で臨むことが重要といえるのではないでしょうか。